韓国車のネーミングに異議あり!

私の好きなアーティストに「フィル・コリンズ」がいます。今でも車にCD(古い!)を乗せ、ロングドライブのときは必ず聞くほどです。

「ドミノ」や「インビジブルタッチ」のノリは最高ですし、「フェーディングライツ」なんか聞くと、いまでも涙が出そうになります。

その彼が最初に所属したバンドが「ジェネシス」。

先日、新聞を読んでいると韓国の現代(ヒュンダイ)自動車が最高級サルーンを開発したと書いてあり、

何とその名が「ジェネシス」となっていました。※このブランドは以前からあったようです。

日本にも高級車は数あれど、有名ロックスターの名前を冠した車はあったでしょうか?

トヨタ/クラウン(王冠)、マジェスタ(威厳・尊厳)

日産/シーマ(頂点)、フーガ(作曲技法の一つ?)

ホンダ/レジェンド(伝説)

マツダ/アテンザ(注目)

三菱/ディグニティ(尊厳・気品)

やっぱり、どこにもありませんね!

 

対して、ヒュンダイ自動車のラインナップでは

ソナタ(牛の乗る車or奏鳴曲)

エクウス(馬)

ジェネシス(創世記)

よくわからない名前ばかりです!?ネーミングのプロがいないような気がします。

マーケティングの重要なプロセスの一つである「ネーミング」で、すでに負けています。

だからではないでしょうが、同社の2010年の日本国内の登録台数は何と「208台」!!※1

これでは、事業は成り立ちません。同年、同社は日本市場(乗用車)から撤退しています。

 

発想がなければ、数字とアルファベットの組み合わせなどで、作ればいいわけであって

※ドイツ車はこのタイプが多い。マツダもそうです。

変に恰好をつけるとロクなことがない、顕著な事例です。

そもそも、私の好きなアーティストと同じ名前は勘弁してほしかったなーと感じています。(マサル)

 

※1.同社は2011年以降、トラック販売と既販売車のメンテナンスのみ

   に特化した事業を継続しています。