相変わらず高い人気を誇る「刑事 コロンボ」。BSプレミアで毎週水曜日21時からシリーズの放送をしています。
それにしても、もう、何回見たことでしょう(笑)レンタルビデオの繰り返し。再放送の録画等。このドラマの視聴に費やした時間は
恐ろしいほどです。
いつ見ても、色褪せないコロンボの魅力。なぜ、そこまで"はまって"しまうのでしょう。
自分なりに考えると、
1.いろいろな想像を掻き立ててくれる
2.事件の構成がユニーク
3.コロンボの人間味
4.時代背景
でしょうか。
先日、録画してあった第4話「指輪の爪あと」を視聴しました。簡単なあらすじは、
探偵社の社長ブリマーは、新聞王のケニカットから妻の浮気調査を依頼され、彼女は潔白だと報告をする。
しかし夫人は不貞をはたらいており、うその報告の見返りとして夫人にある要請をする。
だが、それを断られたブリマーは彼女を殴りつけ殺害。物取りの犯行に見せかけた上、
警察の捜査に協力を申し出る。だがコロンボは遺体のほほにあった傷あとから、犯行の状況に疑問を持つ。(NHKBS解説より)
となっています。全体の構成(セット、キャスト等)は、ほとんど映画並みで、コロンボが犯人を追い詰めていくシーンに
毎回身震いしてしまいます。ところで、この第4話の中には驚くべき内容がごく自然に網羅されていることに気が付きました。
この第4話が作られたのは、1971年。つまり49年前のドラマです。それを前提に、下記のようなシーンに驚かされます。
1.コロンボが運転中の背景に、なんと「TOYOTA」のロゴが。ロサンゼルスにあるトヨタディーラーが映っています。
2.ゴルフ場の男性インストラクターのポロシャツ。よく見るとペンギンマークです。マンシングウエアがこの時代の
アメリカにあったんですね~。
3.犯人の経営する探偵会社のクルマに「自動車電話」が付いています。(考えられない!)
4.殺された新聞社の社長夫人。「コンタクトレンズ」を付けていました。(もっと、考えられない!!)
このように、コロンボはストーリーを愉しむほか、その舞台設定や人物などにいろいろな想像を掻き立てられる
魅力があるのです。
ステイホームには、最適な「暇つぶし」になります。ぜひ、皆さんもご覧ください!!